子供の下痢

子供の下痢

下痢症状は体の中の悪いものを早急に出そうとする働きがあるため、子供の場合、薬などで無理に下痢を抑えるのは危険なこともある。子供の下痢はとにかく胃を休めて、水分をしっかり補給する。子供は大人と違ってすぐに脱水症を起こすので、幼いほど早く悪化するので注意が必要である。

  
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風邪(感冒)・インフルエンザ

風邪は感冒とも言い、鼻・喉・気管支などの粘膜に色々な原因で急性の炎症が起こる病気の総称である。子供の風邪の症状は鼻水・せき・喉の痛みではじまり、数日のうちに発熱、頭痛、全身の倦怠感、食欲低下が見られる。熱は数日でおさまるが、インフルエンザの場合は、寒気をともなった40度近い高熱と筋肉・関節痛なども起きる・また、吐き気・嘔吐・下痢といった胃腸症状も出現することもある。インフルエンザは大きく分けて、A型・B型・C型の三種類ある。毎年流行する、いわゆる流行性感冒というのはA型かB型のウイルスで、C型は流行するのではなく、散発的なかぜ症状を起こす。非常に強い感染力があり、インフルエンザウィルスの潜伏期間は2〜3日のため一度流行すると学級閉鎖や家族が移ることが多いのも特徴である。インフルエンザの治療で知っておいて頂きたいのはインフルエンザは無治療でも自然治癒する病気であるということである。インフルエンザはウィルス感染症である為、抗生剤は原則効果がない。抗インフルエンザ薬としてはタミフル、シンメトレルなどがあるが、いずれの薬も非常に良く効く薬だが、発症後48時間後以上経過すると効き目がかなり落ちてくる事が知られており、タミフルについては記憶にも新しいと思うが、タミフル服用後の異常行動が指摘され服用に関しては医師との相談が必要となる。

急性胃腸炎(ウイルス性・細菌性) 子供の下痢
急性胃腸炎とは、その名のとおり胃や腸に急性の炎症がおこった状態のことで、激しい下痢、腹痛、嘔吐、血便、発熱、食欲不振などの症状があらわれます。ひとくちに急性胃腸炎といっても原因はさまざまですが、大きく分けて食べ物などから細菌に感染する感染性のものと卵やそばなどの「食物アレルギーによる腸炎」や「虚血性腸炎」などの非感染性のものがある。また、ロタウィルスが最も有名とされるウイルス性の急性胃腸炎も注意が必要である。ロタウィルスによる急性胃腸炎は2歳以下の子供に多く見られる。ウイルスによる急性腸炎では、下痢や嘔吐、発熱などの他、咳や鼻汁などかぜのような症状が出現する。しかし症状だけでは、細菌性のものかウイルス性のものか区別できないため、いずれにしても安静にして水分を補って免疫力を高めれば1週間以内におさまる場合がほとんどである。

O-157(腸管出血性大腸菌感染症)

子供の発熱・吐き気

腸管出血性大腸菌感染症というと馴染みはないが、O-157と言えば知らない人はすくないだろう。O-157(腸管出血性大腸菌感染症)とは、腸管出血性大腸菌の一種で、毒素により出血性腸炎を起こすことから、正式には「腸管出血性大腸菌O−157」と呼ばれている。O-157は通常の食中毒と異なり、経口感染により人から人へ感染する場合があるので、手をよく洗う等注意が必要である。 またO-157は様々な食品や食材から見つかっているため、食品の洗浄や加熱など衛生的な取り扱いが大切である。O-157は夏から秋にかけて多く発生するので、6〜10月はO−157の多発時期として、十分注意が必要であるO-157の由来はO抗原として157番目に発見されたところからきている。水様便(下痢)と腹痛、発熱、嘔吐、血便、かぜ症状などがO-157の症状の特徴である。発症後1週間頃に、患者の約1割に溶血性尿毒症症候群(HUS)が続発する。とくに乳幼児、子供、老人の意識障害、けいれん、昏睡などの重篤例では死亡することもある。


乳糖不耐性下痢症・プール熱

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乳糖不耐性下痢症とは粉ミルク、牛乳など乳糖を含む飲食物をとることによる下痢、嘔吐などの症状を起こす赤ちゃんや幼児の病気である。乳糖不耐性下痢症の原因としては風邪などによる胃腸炎が長引いて起きることがほとんどだが、まれに、先天性のこともある。胃腸炎の熱・嘔吐の症状が治まったにもかかわらず、下痢だけが続くというときは注意が必要。医師に相談の上、乳糖を含まない治療用のミルク(無乳糖乳)を与えたり、ミルクを薄くして与えたりすることが必要になる。乳糖が分解されないまま大腸で発酵するため、おなかにガスがたまり、すっぱいにおいの下痢便が出ることがある。プール熱とは正しくは咽頭結膜熱と呼ばれ感染から発症までの潜伏期間は、約5〜6日といわれている。この咽頭結膜熱とは、アデノウイルス3型や7型などの感染によっておこる病気のことで、寒け、高熱、のどの腫れや痛み、のどのリンパ節の痛み、結膜炎、まぶしさ、涙やめやにが出るなどの症状があらわれる。また、たん、せき、鼻汁、腹痛、下痢などの症状があらわれることもある。プール熱(咽頭結膜熱)の予防としてはプールから上がったら、よく目や手を洗いうがいをする。シャワーでプールの水をよく流す。自宅ではタオル、洗面器、食器などを家族と共用しない。他の家族も手洗いをこまめにする。感染するのはプールに限らないので、手や指をひんぱんに石けんや流水で洗う。また、症状が消えてからも2日間は学校をお休み。友達との交流もひかえることが大切である。


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